2008年4月17日 (木)

HOZKAZのお座敷入門

 七の字さんに逢ったら「hozkazさん、相変わらず芸者買いやってんの?」なんていわれた。こともあろうにゲーシャカイなんて下卑た言葉は慎んで頂きたいもんであります。 こういう場合はお座敷遊びと言って欲しいね。えー、もちろんやってますよ〜。

 お座敷は面白い。男だったら一度は行ってみたいものであります。わたしは70歳を過ぎて、このままそういう世界も知らずして死んでしまうのはゼッタイイヤだ、というわけで出入りするようになりました。何となく敷居が高いとか、いちげんさんお断りじゃないかとか、いろいろ言われますが、決してそんなことはありません。

 一見さんお断りは、花柳界に限らずけっこうあるみたいです。入り込もうと思ったらいくらでも手がある。例えば祇園や上七軒など、京都の御茶屋さんなんかだったら、いちばん手っ取り早いのは先ずそういうところに出入りしている人に一度連れて行ってもらうんです。それで名刺なんか置いてきて、その次からはもう大手振って出入りしてOK。

 そういう人がどうしてもいない場合は、ホテルのフロントに相談してみる。JTBとかキンツリなどの旅行会社を使ってる場合は、そこに頼む。祇園界隈のしかるべき料理屋さんなんかで相談してみるという手もあります。ともかく向こうも商売だから、こちらの身元さえしっかりしてさえいれば受け入れてくれるはずです。身元の怪しいヤツはダメです。あたしだって紹介お断り。

 お座敷って高いんじゃないの? うん、まあ高いといえば高いけど、今どきキャバクラなんかに行ったってけっこう取られるね。入れ替わり立ち替わりのあんなおねーチャンよかよっぽど良い。

 京都の祇園なんかの御茶屋さんへ行って、ちゃんとしたお座敷へ上がって、会席料理なんか取って、芸妓さんに舞妓さんに来てもらって、一差し舞ってもらうとなると、地方(ぢかた)さんも呼ばなくちゃなりません。この手はけっこう高くつきますな。慣れてくると、テープでいいよ、ってなことになりますが、初めはそうは行きません。食事はもう済ませてきたよ、っていえばそれで済みます。あたしはラーメンなんか食べてから行くことにしています。御茶屋さんではお料理はすべて仕出しケータリングです。でも食べたかったら寿司でもうどんでも取って貰えます。ケチなことばかり言っているようですが、それよりも、しょっちゅう行くほうが大事。

 京都の花街の御茶屋さんにはカウンターバーを設けているところが多い。ここにもぐり込めば女将相手に、スナックに毛の生えたくらいで飲める。もちろん綺麗どころを呼んだらそれなりの花代がつきますよ。毎回じゃなくて、たまに呼べばいいんだよ。

 お勘定はすべて翌月に請求書が来るから銀行から払い込む。タバコ代も帰りのタクシー代も込みです。ここでインチキを決めこむとハタ迷惑、紹介した私の方へ勘定が回って来ちゃう。だから紹介者のいない身元の怪しいヤツは一見さんお断りなんです。

 東京の花街だと、こうは行きません。なにせ御茶屋さんというシステムがない。みんな割烹料亭さんですから、必ずお食事つき。3,4人でお座敷をかけて綺麗どころも呼ぶとなると、一人かるく5万、6万はかかっちゃう。カウンターバーがあっても、それは待ち合わせ用です。

 そこで、次の手。芸者さんだってポツンと待ってたって、祇園あたりと違ってそうそうお座敷かけてくれるお客はいません。で、向こうが企画してお座敷遊びの会なんかを催します。限定30名さまなんてネットで勧誘したりしてます。そういうのに乗っかれば案外安上がり。15、000円から高くて25、000円くらい。知らないお客と同席になりますが、しょっちゅう行ってるとリピーター同士がお馴染みなっちゃったりします。

 お座敷でお姐さんと何喋ったらいいの?なんてアホなこと言わないでよ。そういうのに備えて、野球拳とか金比羅舟舟とかお座敷ゲームにはこと欠かない。芸者衆の総踊りなんかあって目の保養にもなります。小唄とか端唄とか何かこちらも芸がないといけないの? そんなことはありません。なんなら二次会でカラオケにだってついてきてくれます。ただし花代はちゃんと延長になりますよ〜。

 京都の綺麗どころは必ず島田髷のカツラに、裾を引いています。外を歩くときは左手で妻を持ち上げるので、左褄なんです。東京では特にリクエストしないと普通の洋髪に裾を引かない普通のキモノ(これをカラゲといいます)のようですが、芸者さんサイドの企画イベントの時は、一斉に白塗り島田に引き着です。こういうイベントが毎月行われていて、時には屋形船イベントなどもあります。こうした遊びはやっぱり気分のものですから、スーツであぐらをかくよりも和服でキメたいところです。

 いちど是非ごいっしょしましょう。あたしなんか、たまには女房連れで参ります。


 

 

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2006年6月 5日 (月)

ブルーグラスの夕べ

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 6月3日の土曜日、友人の大和市長・土屋侯保さんのお誘いで、銀座のロッキートップで開かれたブルーグラスのライブを聴きに行ってきました。青山学院大学時代の「ブルーマウンテン・ボーイズ」OBの演奏会で、久しぶりに玲瓏玉を転がすような5弦バンジョーやフラマン、フィドルのアコースティックの競演を大いに楽しみました。
 会場にはゲストとして客演の鳥塚しげきさんや小松ひさしさん、「何でも鑑定団」の北原照久さんなども見え、最後は「Foggy Mountain Brake Down」で盛り上がりました。だいたい平均してボクより10歳から15歳くらい若い、Mid団塊の世代のパワーと熱気はすごいです。ボクは当日VANの紺ブレを着ていったらお陰様で大いにウケました。
 ボクもカントリー&ウエスタンといった頃からの大ファンですが、写真でご覧のように、土屋市長のフラマンには脱帽しました。写真は左から鳥塚さん、小松さん、土屋市長。
 また次の機会には呼んでください。

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2006年4月22日 (土)

いま凝っています。

「カンターレ・ナポリターナ」
  京都で知り合ったテノールの名人(ボクは4大テナーの一人だと思っています)の吹き込んだナポリ民謡を聴いて、突然カンツォーネにはまってしまいました。聴くだけでなく、自分でも歌おうというわけです。聴いた人にそう思わせる、というのは凄いことです。美術館や個展に行って
「よし、おれも描いてやるぞ!」
と思わせるような作品に巡り会えたら、これは「眼福」というべきでしょう。
  ギターで弾き語りのつもりですが、ふだん大声を張り上げることがないので、これは年寄りの健康にすごく有益だと思います。
  ボクの声は低音なので(声帯が硬化して音域が狭くなったらしい)、それに合わせてピアノの伴奏譜からギター譜にアレンジし直さなければなりません。これはまるでパズルを解いているみたいで、おおいに脳の活性化に役立ちます。アレンジといってもちゃんとした音楽理論を知っているわけではないので、自分の技倆に合わせていちいち弾いて確かめながら、なるべく単純に五線に書いて行くのです。
  ギターの腕はうまくありません。「アルハンブラの思い出」とか、独奏名曲というのは全然弾けません。もっぱら歌の伴奏か、重奏程度です。若い頃はよく弾いていたのですが、ここ2,30年、いつの間にかすっかり遠ざかっていたので、指先がヤワになって痛くて長続きしないのです。でもお陰でこのところだいぶ固くなってきました。それにしても押さえどころはミスするし、早いパッセージはもたつくし、情けない限りです。
  去年、近くのギター教室へ半年ほどかよってクラシック・ギターの再練習を始めたのですが、なんとなく挫折してしまいました。今度はマイペースでやるつもりです。
テノールの名人には
「よし、じゃあ取りあえずオーソレミオとサンタルチアをマスターしなさい」
というお言葉をいただきました。でも高音がまったく出ません。音程もあやしいものです。老人ですから仕方ありません。ボサノバのアンニュイなつぶやくような歌い方も悪くありませんが、ボサノバはギターの伴奏が難し過ぎます。4年ほど前からやっている小唄は続いていますが、これも声を張り上げて唄うものではないようです。いずれにせよ弾き語りというのはメチャ難しい。コードを鳴らしながらカントリーを歌うくらいならなんとかなるのですが。
  ともかく、人様にお聴かせするようなシロモノではありませんが、何事にも凝り性なので、このところ熱心に取り組んでおります。お陰で肝心の本職の仕事がさっぱり進みません。
  

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